ミュージカル座の存続をかけたクラウドファンディング。

ミュージカル座では、コロナウイルスの流行によって3公演を中止することになりました。劇団として大きな損害を受けたことで、現在クラウドファンディングを行っています。

この記事では、ミュージカル座の特徴・活動拠点・クラウドファンディングの内容などを紹介します。

Contents

ミュージカル座の特徴

コロナウイルスによる被害を受けているミュージカル座
ミュージカル座のクラウドファンディングの支援内容
2020年7月以降のミュージカル座の公演情報

ミュージカル座の特徴

ミュージカル座とは、1995年にミュージカル部講師をしていた脚本・演出家のハマナカトオルによって創立されたミュージカル劇団です。1997年にさいたま市北浦和に稽古場と事務所が設置されました。2020年で劇団にとって、記念すべき創立25周年を迎えます。

ミュージカル座の特記すべき特徴の1つとして、オリジナルミュージカルを創作・公演している点が挙げられます。

日本でもオリジナルミュージカルを公演している劇団は少ないため、根強いファンから支えられています。

コロナウイルスによる被害を受けているミュージカル座

数多くの「お客様ありき」である劇場が、コロナウイルスの流行による損害を受けています。そのなかでも、ミュージカル座は劇団の存続をかけて、現状をファンへ呼びかけクラウドファンディングを行っています。

以下、ミュージカル座の公式サイトより引用しています。

　今回中止となった3公演は、約1年前から開催に向かって準備を始め、既に稽古も始めておりました。そこにはたくさんの費用がかかっています。3つの公演が同時になくなったことによる損失は、劇団が存続できなくなるのに十分な金額です。

公演中止により、少なくとも2ヶ月間の収入がゼロになりました。しかし、維持費等の支払いは続いていきます。事務所・スタジオ3つ・倉庫4つの家賃と光熱費、制作スタッフ・事務員の最低限の人件費、これだけで、この2ヶ月分で300万円が必要です。事態が収束した際に、中止した3公演の延期上演を行う為にも、皆様のお力をお借りしたいとこのプロジェクトを立ち上げました。

ミュージカル座公式サイトより引用

2020年5月21日時点で集められている支援総額は、10,847,000円です。

現在、目標金額を大きく上回る支援金額が集まっています。しかし、客足が戻るのも先が見えない状況であるため、多くの劇団員・スタッフを抱える劇団にとっては今後必要な運転資金となっていくことが予想されます。

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ミュージカル座のクラウドファンディングの支援内容

支援内容

1,000円（リターン：お礼のメール）
5,000円（リターン：御礼のお手紙と新作のポストカードセット）
10,000円（リターン：お好きな公演へご招待）
20,000円（リターン：お好きな公演へご招待「SS席優先申し込み」）
50,000円（リターン：お好きな公演へご招待「SS席優先申し込み」・同伴者1名無料・新作ポストカードセット・劇団員サイン付き過去作品のDVDかCD・協賛クレジット）
100,000円（リターン：お好きな2公演へご招待「SS席優先申し込み」・2公演とも同伴者1名無料・新作ポストカードセット・劇団員サイン付き過去作品のDVDかCD・協賛クレジット・バックステージツアー1回ご招待・ゲネプロ1回ご招待）
300,000円（リターン：公演年間パスポート・全公演同伴者1名無料・新作ポストカードセット・劇団員サイン付き過去作品のDVDとCD・協賛クレジット・バックステージツアー1回ご招待・ゲネプロ1回ご招待）
500,000円（リターン：公演年間パスポート・全公演同伴者2名無料・観劇した全てのプログラム贈呈・新作ポストカードセット・劇団員サイン付き過去作品のDVDとCD・協賛クレジット・バックステージツアー1回ご招待・ゲネプロ1回ご招待）

なお、目標金額を超えて支援金額が集まった場合には、今後の劇団の運転資金に回すとのことです。

ミュージカル座のクラウドファンディング↓

https://readyfor.jp/projects/musical-za