気分がスッキリしないとき・思いっきりハッピーな気分になりたいときにミュージカル映画が見たくなる人もいるでしょう。
この記事では、ミュージカル好きwebライターが選ぶおすすめのミュージカル映画の邦画・洋画別おすすめ10選をご紹介します。
ぜひ、ミュージカル映画を選ぶときの参考にして頂けたら嬉しいです。
ミュージカル映画の邦画・洋画おすすめTOP10を紹介!
今回のTOP10は、ミュージカル好きwebライター独断のランキングです。
興味がある映画があったときには、是非見てみてくださいね。
10位:ダンサー・イン・ザ・ダーク
このミュージカルをランクインするか…少し迷ったんですが、やはりランクインしないわけにはいかない。ダンサー・イン・ザ・ダークは上演が2000年。あまりにも悲しすぎるストーリーの展開、目を覆いたくなるラストは有名ですが、「生」のリアルさを伝えてくれる作品です。歌姫ビョークの切ないほど純粋な歌声に惹かれるほど、ラストへ引っ張らないでほしい…と願ってしまいます。私はこの作品はたったの2回ほどしか見られなかったんですが、それでも心に強烈に残っている作品です。
9位:ムーラン・ルージュ
ムーランルージュの上演は、2001年。赤い風車・・・といえばあまりに有名なムーランルージュを舞台に、ニコール・キッドマン演じるナンバーワンの踊り子とユアン・マクレガー演じる作家のラブストーリーです。ラブストーリーを中心として観ると、私はこの作品が一番どきどきします。なぜなら、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーが心から惹かれ合っているように見えたから。どのミュージカル映画のカップルよりも、2人の見つめ合った目が私は心高鳴ります。
8位:ハイスクールミュージカル
子供向けのミュージカルとして2006年に上演されたディズニーミュージカル。とてもわかりやすく、希望通りの展開にミュージカルファンとしては少し安心するストーリーです。ラストのビッグナンバーである「Were All in This Together」の壮大さ・爽快感は何度見たって、本当にハッピーになれます。近年ややダークな内容のミュージカル映画も多く封切られていますが、ハイスクールミュージカルは家族でわいわい観られる貴重なミュージカル作品の1つです。
7位:RENT
1996年に上映されたミュージカル、RENT。自由と愛に生きる青年達のリアルを切り取ったストーリーです。開幕ナンバーとなる「Seasons of love」を聴くだけでも、この映画を観る価値があります。ぜひ、ボリュームを少し贅沢に大き目にして、聴いてみて頂きたいです。HIVやセクシャリティなどを抱えながら「何者かになれない自分」に葛藤する姿が描かれています。圧倒的な「生きる」パワーに、前向きな気持ちを多くもらえる作品です。ウィキッドやアナと雪の女王のエルサ役を演じたイディナ・メンゼルの圧倒的な歌声、是非聴いて頂きたいです。
6位:バーレスク
2010年に公開されたクリスティーナ・アギレラ主演のミュージカル、バーレスク。アギレラのためのミュージカルではないかと思うようなストーリー。アギレラの独特のハスキー&ハイトーンボイスが聴いていて、気持ちよく鳥肌が立ちます。そして作品と共に年を重ねるごとに、シェリーの感情に寄り添いながらストーリーを見ていることに気付きます。私は、シェリーがアリに初めての化粧のレッスンをするシーンが温かくてとても好きです。
5位:嫌われ松子の一生
日本の作品の中から1つだけ選ぶとしたら、やはりこれです。2006年公開、中谷美紀さん主演の邦画ミュージカルです。この順位に食い込んだのは、私が中谷美紀さんファンだからという理由も込めてです(ケイゾクの大ファンなんです!)シリアスなイメージのあった中谷美紀さんがこれでもかと女優魂を見せてくれた作品。中谷さんの変顔が映画で見られるのも、この作品くらいでしょうか。ストーリー自体は少し暗いものなのに、それを感じさせないカラっとした明るさもこのミュージカルの魅力です。
4位:レ・ミゼラブル
2012年に公開された映画、レ・ミゼラブル。全編を歌で構成するという異色なミュージカルですが、それを不自然に感じさせない。それは、全編生で歌声を録音し、リアルを追求したことの表れでもあるのだろうなと思います。私はエディ・レッドメインのファンなんですが、初めて恋に堕ちてゆくシーンのなんと美しいことか…と思わず見惚れてしまいます。「民衆の歌」を聴けば、どんな時にも力が湧いてくる。心の中で応援歌となりつつあるくらいミュージカルナンバーのなかでも好きな1曲です。
3位:ドリームガールズ
歌姫ビヨンセが主演を務めたことでも注目を集めた、2006年に上演されたドリームガールズ。ドリームガールズのなかでも最も好きなナンバーは「Steppin’ To The Bad Side」。ドリームガールズを売り出すために悪にも手を染めるといった内容の歌ですが、タンバリンを蹴り上げダンスするシーンは圧巻のカッコよさです!ビヨンセの美しさ・強さに初めて気づかされた作品です。
2位:CHICAGO
私自身がミュージカル沼へと足を踏み込むきっかけをくれたミュージカル作品。2002年に上映されたミュージカル作品です。振付師、ボブ・フォッシーのダンスの魅力を堪能させてくれるナンバーの連続に、思わず心躍ります。罪を犯し刑務所に入る女性達のストーリーのはずなのに、カラっとした明るさもこのミュージカルからは感じ取ることができます。ビリー・フリンがロキシーを操り人形に仕立てるナンバー「We Both Reachd for the Gun」では、二人のコミカルな演技力の高さに是非とも注目です!
1位:雨に唄えば
1952年に上演されたミュージカルの礎を築いたともいえる作品、雨に唄えば。ここまで高い技術のタップダンス映画を1950年代に作っていたことに、まず衝撃を覚えます。主演ジーン・ケリーの男前で可愛らしい一面も、このミュージカルを支えている大切な要素なのだと思います。懐かしい…のに、観るたびに新しい気持ちをもらえるミュージカル映画です。タップダンス・古き良きアメリカを堪能できる作品です。
特別賞:スクールオブロック
この映画はミュージカルのジャンルというよりも、コメディ要素が多分にある作品です。主人公となるデューイを演じたジャック・ブラックがもう、とにかく楽しい。こんなにパワフルで笑わせてくれる映画はあまりお目にかかれないような気がしています。学校が舞台なので、もちろん子どもも楽しく観られる映画なんですが、大人が見たって本当に楽しめる作品なんです。とてもわかりやすく安心するストーリー展開ですが、デューイ先生の飛びっぷりは是非ご自分の目で確かめて頂きたいです。