帝国劇場を代表する豪華俳優が出演することでも有名なのは、ミュージカル「モーツァルト!」です。
有名な作曲家モーツァルトを主人公とし、ミュージカルとして物語が展開していく作品は唯一無二だといえるでしょう。
「モーツァルト!」は、帝国劇場が上演している公演のなかでもエリザベートやレ・ミゼラブルに並び人気が高いことで有名です。
この記事では、2020年時点のモーツァルト情報や歴代キャスト・あらすじなどの情報をまとめてご紹介します。
2020年8月時点のミュージカル「モーツァルト!」情報
帝国劇場の作品ラインナップでは、2020年9月頭から2021年8月までのラインナップが6作品書かれています。しかし、まだ2020年8月時点で「モーツァルト!」の公演は決まっていません。
今年後半や来年のラインナップは変更になることも予想されるため、今後新たな「モーツァルト!」情報がわかり次第、このページへ追記していきます。
これまでの帝国劇場の「モーツァルト!」は、大体1~3年おきに公演があるため、2021年か2022年には再び「モーツァルト!」が観られるのでは?と心から期待しています。
「モーツァルト!」の歴代キャスト
この段落では、年代ごとの歴代キャストをご紹介します。
2018年「モーツァルト!」キャスト
- ヴォルフガング・モーツァルト:山崎育三郎・古川雄大
- コンスタンツェ:平野 綾・生田絵梨花・木下晴香
- ナンネール:和音美桜
- ヴァルトシュテッテン男爵夫人:涼風真世・香寿たつき
- コロレド大司教:山口祐一郎
- レオポルト:市村正親
- セシリア・ウェーバー:阿知波悟美
- アルコ伯爵:武岡淳一
- エマヌエル・シカネーダー:遠山裕介
- アントン・メスマー:戸井勝海
キャスト陣をみてもわかるように、帝国劇場を代表する豪華キャストが「モーツァルト!」の俳優の面々です。個人的には、山崎育三郎さんが演じるモーツァルトを是非拝見したいなと思っています。
2020年韓国版「モーツァルト!」キャスト
- ヴォルフガング・モーツァルト:パク・ウンテ/パク・ガンヒョン/キム・ジュンス
- コンスタンツェ:ヘナ/キム・ヨンジ/キム・ソヒャン
- コロレド大司教:ミン・ヨンギ/ソン・ジュノ
- 男爵夫人:キム・ソヒョン/シン・ヨンスク
韓国のミュージカルは、昨今大きな注目を集めています。舞台装置や衣装などに贅沢に費用を投じられていることが、韓国ミュージカルを観る楽しみの1つともいえます。
目にも華やかで粒ぞろいの演者が揃っている韓国ミュージカル、1度観劇するとハマってしまう人が続出しているのだとか…。
「モーツァルト!」のあらすじ
舞台は、1768年のウィーン。
レオポルト・モーツァルトの息子であるヴォルフガングは、5歳にして作曲の才能を開花させていた。周囲から「奇跡の子」と呼ばれ、幼い頃からその才能を認められていた。
ヴォルフガングはその後も、サルツブルクで作曲活動を続けていた。領主であるコロレド大司教の命令によって作曲しなければならない環境に、ヴォルフガングはフラストレーションが溜まり始める。
大司教を支持する父とも意見が衝突するようになり、ついにはヴォルフガングはコロレドに怒りをぶつけてしまう。それがきっかけとなり、1777年にヴォルフガングと母は旅に出ることになる。旅の道中、ウェーバー夫妻に出会い、ヴォルフガングは娘のアロイズィアに一目ぼれする。
しかし、ウェーバー夫妻はそれをいいことに、ヴォルフガングから金を巻き上げようとつきまとうようになる。その後、パリへと身を寄せるが、母は病気で亡くなり所持金も底を尽きてしまった。
失意のなかザルツブルクへと戻ったヴォルフガングは、劇作家のシカネーダーと知り合うことになる。さらに、ヴォルフガングの才能を認めるヴァルトシュテッテン男爵夫人からウィーンへ足を運ぶよう勧められる。
コロレドがウィーンでもヴォルフガングの音楽活動を阻止しようとするが、1781年にはウィーンで音楽の才能が広く認められるようになる。コンスタンツェと愛情を深めたヴォルフガングは後に、結婚する。
名声を手に入れたヴォルフガングだが、妻のコンスタンツェや父のレオポルトとすれ違いが生じるようになる。そんな折、シカネーダーとのオペラ「魔笛」がウィーンで成功をおさめる。